新生活が始まり、
早12日が過ぎようとしています。
時の流れは早いもので、
1日はあっという間です。
家族葬専門ホールまごころの原がお送りしております、
コラムの14弾は…
「第14回 寺詣(もう)で 」
「初詣(はつもう)で」は、新年明けてお参りをすることであります。
全国の寺社では、法会、法要、縁日に
多くの人々が参拝をしています。
その中で「牛に曳(ひ)かれて善光寺参り」
「一生に一度は善光寺参り」などといわれるように、
宗教を超えて多くの参詣者が寺詣でをしています。
その歴史は飛鳥時代にさかのぼります。
百済(くだら)から伝来した最古の仏像といわれる
一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)を
奉じた草堂がはじまりとされています。
中世以降、阿弥陀如来信仰が民衆に広まり、
遠方より参詣者も増えて日本有数の庶民信仰の寺となりました。
また、この寺には、天台宗の大勧進(だいかんじん)と
浄土宗(じょうどしゅう)の大本願(だいほんがん)という
二人の住職がいることも特色のひとつです。
その後、全国各地で善行寺信仰が広がり、
お百度参りをするには遠方の方は参拝が出来ない為に
長野善光寺への途中に寺院(長野県佐久市高瀬付近)よりお参りをしていましたが、
幾多の大火に見舞われ、新善光寺は全てを焼失してしまいます。
伽籃(からん)がない為に江戸へ出開帳供養を行っている中、
ご本尊が消失し、以来久しく跡を断っていましたが、
大正七年、後の大雄寺御開山大圓道雄和尚と友緑の助けにより、
新善光寺如来御本尊は、東京に坐すことを知り、
大正十年十一月二十五日、長野の地へと帰山を果たしました。
このようにして長い歴史があります。
小諸市にも(小諸善光寺)曹洞宗立志山大雄寺が建立されています。
永年の時を思帷し、寺詣でに足を運ばれたら如何でしょうか。
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