今年もあと僅かとなりました。
皆様、大掃除や仕事納めは済みましたでしょうか?

家族葬専門ホールまごころの原がお送りいたします、
コラムの第10回目は年の瀬にピッタリな内容です。

「第10回 除夜の鐘」

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「夕焼け小焼けで日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る」

と童謡に歌われた鐘、

つまり、梵鐘(ぼんしょう)は、

朝と夕に18回、36回、あるいは、108回つかれ、
言うまでもなく、
時刻を知らせるためのものです。

私たちがもっとも、身近に感じるのは
除夜の鐘でしょう。

「除夜」とは、「旧年を除く夜」という意味で、
12月31日の大晦日の夜をいいます。

各寺院では、この夜、

去りゆく1年を反省し、
新しい年の幸福を祈願して、
法要を行います。

その後、年の開ける
午前0時から108つの「除夜の鐘」をつき、
これによって、108つの煩悩を除くのです。

家庭でも古くは先祖を祀り、
1年の無事を感謝して
宴を開いたとも伝えられ、
今では「年越しそば」を食べる
風習が残っています。

この「年越しそば」は

「そば」のように細く長く生きることを願ったもので、
「除夜の鐘」を聞きながら、年越しそばを食べて、
新年を迎えるのが習わしです。

また、職人が金粉を集めるのに
そば粉を使ったところから、
“金が集まる”に通じるからとも言われています。

今年を振り返り
思惟(考える)し、
新しい年への
立願(思い立て)、
願われたことを実行されてはいかがでしょうか?

ちなみに、

日本最大の梵鐘は
江戸時代寛永13年(1636年)に
作られたもので、
京都・知恩院にあり、
その重さはなんと70トンもあるそうです。

来年もコラムは続いていきます。
どうぞお楽しみに。

それでは皆様、
良いお年をお迎えください。