お久しぶりでございます。
家族葬専門ホールまごころの原です。

まだまだ件の感染症が収まらない中、
比較的このあたりは通常の生活を
取り戻しつつあります。

GO TOキャンペーンや
自治体ごとのキャンペーンなど
冷え切った観光をなんとかしたいと
動きが出てきました。

そうはいっても、コロナウイルスが消えたわけではありません。
密を避け、ソーシャルディスタンスが保てないところでは
マスクの着用を徹底しましょう。

そして、手洗いうがい。

自分自身ができることをしっかり行い、
良識ある行動を心がけたいものです。

さて、コラムの37弾です。

「第37回 祥月命日 (しょうつきめいにち) 」

祥月命日とは、亡くなった方の月日であります。

一年目には一周忌、
三年目には三回忌、
以後は
七、十三、十七、二十三、二十七、三十三、
とつづき、

この後は五十回忌、
百回忌というように五十年ごとに
追善供養となっております。

毎年めぐってくる命日(忌日)を祥月命日と言います。

月ごとにめぐってくる命日を(月忌(がっき))と言います。

日常生活が忙しければ、
うっかり忘れてしまいがちになり、
命日が過ぎてからハッと思うことが
幾度かあるのではないでしょうか。

私たち凡人が忘れぬように
古来より初七日、四十九日・・
一周忌・・・と、

仏教では我々にお知らせしております。

その他にも、年二回春と秋にお彼岸として、
春は春分の日、秋は秋分の日として
暦の中では祝日になっております。

この日を中日といたしまして、
前後三日間の計七日間、
年中行事としてあります。

法事を施主することは、
後生に居る私たちの使命(与えられた任務)であります。
故人はその供養を待って居られます。
これが仏と縁を結ぶことであります。

忌日と十三仏・寺に、又仏壇にあります、
仏画の中に十三仏画があります。

これは、初七日・不動明王、四十九日・普賢菩薩、
三十三回忌・虚空蔵菩薩と明王・如来・菩薩様と
仏と縁を結ぶ(結縁)ことになります。

追善供養(廻向(えこう))を営むことであります。

故人を偲んで、先祖はもちろんのこと進んで心を運び、
まごころを込めて廻向を捧げ命日を
忘れぬ事が供養ともいわれています。

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既に秋のお彼岸は過ぎてしまいましたが、
またご先祖様に手を合わせられてはいかがでしょうか?

これから、寒い冬が到来します。
インフルエンザも流行を始めますので、
くれぐれもご自愛ください。

それでは。また。