早いもので今日から3月に入ります。
コロナウイルスの脅威が大きくなっています。
全国各地でイベントなどの中止延期をはじめ、
経済的にも厳しい見込みが立っています。

しっかりとした予防策が大事になってきています。
手洗いうがいなど、できることをしっかり行いましょう。
免疫力が下がると感染リスクも高まるそうです。

さて、家族葬専門ホールまごころの原が
お送りしております、コラムの34弾です。

「第34回 弥生 」

ひな人形

三月は「弥生(やよい)」ともいいます。

気温が上がり、花木が芽吹く時期を
「弥生(いやおい)」とも言いますが、
今では読みが詰まって「やよい」と
読むようになったとの説もございます。

女の子のお祝い雛祭り(ひなまつり)が行われます。
古代中国では節句に川などで邪気を祓う風習があり、
その風習が日本に伝わり人形(ひとがた)を
川に流すように変化し、
平安時代に「雛遊び(ひいなあそび)」と
呼ばれる人形(にんぎょう)遊びがはやり、
時代が下ると人形は使い捨てから
立派な何年も使えるものになり、
「雛(ひいな)」と呼ばれるようになりました。

女の子の無事な成長と良縁を祈る祭りとして定着しました。

古くは男雛と女雛だけでしたが
「たくさん人形があったほうが、多くの厄を受けてもらえる」と人形の種類も増え、
現在のおなじみの人形が定番化しました。

雛人形は天皇家の婚礼を模しているとされます。
野山では土の中で冬眠していた虫が
外に出てくるという意味をもつ
「啓蟄(けいちつ)」の日もあります。

春分(しゅんぶん)は春のお彼岸の中日です。

秋にもお彼岸の中日も有り、
これは日本独特の仏教行事です。

古く日本には、先祖崇拝の要素があり、
日本に仏教を根付かせようとした方が、
6世紀末、推古(すいこ)天皇の摂政となった聖徳太子であります。
(大使は607年最初の遣隋使(けんずいし)として
小野妹子(おののいもこ)を派遣し、
積極的に中国の文化、人材、そして仏教を取り入れました)

日本仏教の歴史、
伝来には皇族の方々の尽力もあり又
僧侶の皆様も命がけで他国より法(おしえ)を学び、
修行し得度受戒され、
仏具、経、を日本に持ち帰り現在の仏教と成り、
私たちは今生で御徳(おんとく)を
頂いている事に成ります。

歴史仏教を知れば毎日感謝ですね。
如何でしょうか。