先週末は長野県も30度近くまで
気温が上がり、いよいよ夏の到来かと思っていましたら、
昨日はひんやりとした1日になり、
気温差の大きさに身体がついていきません。

皆様もお体ご自愛ください。

さて、家族葬専門ホールまごころの原がお送りしております、
コラムの26弾です。

「第26回 お賽銭(さいせん)」

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「賽銭(さいせん)」とは、神仏の恵みにむくいる意

寺社へ参詣して、神仏に奉納する金銭。
「散銭(さんせん)」。と、三省堂辞典に記されています。

「散銭(さんせん)」とは、投げる銭と記述があります。

家の「建前」「棟上げ式(むねあげしき)」に神前に
成就(じょうじゅ)を願い地主神に報告する儀式です。

地域によって異なる部分がありますが、
大工の棟梁(とうりょう)と施主と工事関係者は酒宴を開き、
この酒宴と並行して建前の家の上から隣近所の方々に声を掛け
「餅投げやぁーい」と大声で知らせます。

現在ではあまり聞きませんが、

隣近所の方々が集まったころ合いを見て

「小銭や餅をばらまく散銭(さんせん)」
「散餅(さんべい)」の儀を

近隣の方々にも福を分かち与えて、
棟上げまで無事に工事が出来てきた事を一緒に喜ぶ儀式です。

寺社には賽銭箱が置かれて有ります。
参詣時に各自の「意」心を表したお布施をします。

お布施袋に包まないで小銭又は紙幣を投げ入れる事が建前、
「散銭」からと諸説あります。

また、投げ入れる行為を気にする方々がいますが、

心配ご無用です。

それより大切な事は布施を施(ほどこ)す
各自の意が大事です。

感謝の心で賽銭を施したいと思います。

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初詣の時など、
どうしても、近くで
賽銭箱に入れることができないことも
多くあります。

「縁を投げる」ように思う方もいることでしょう。
最近の御朱印ブームで、マナーの悪い参拝者の
ニュースも目にします。

本来の意味をよく考え、
自分に恥じないような気持ちで
神様にお参りしたいところですね。

また、本日
信濃毎日新聞社、週刊さくだいらに
介護レンタカーの広告を掲載しました。

今はレンタカーのみですが、
緑免許を取得し、
秋までには介護タクシーとしての、
業務も可能になります。

是非、ご利用ください。
宜しくお願い致します。